Otter Craft Japan

カラビナギャフ
(アカメ・大型魚用ランディングツール)

「ハンドランディングはもとより、ズリ揚げる事もままならない。
         ボガでは挟めない、ネットには収まりきらない、通常のギャフも抜ける・・・曲がる・・・。」

釣り師が大物と対峙した時、彼は精一杯の技術と経験を駆使して、怪物を寄せて来ることでしょう。
さて、最後の最後・・・乾坤一擲・・・命を賭して持てる力を振り絞る怪物を、アナタはどのように「詰め」ますか?

    「カラビナギャフを一つの案としてご提示します。」

2012年分 少数本在庫あります(メールにてご確認ください)

カラビナギャフ仕様・概要 メンテナンスと禁止事項 カラビナギャフ開発経緯
特許・実用新案に関して ご注文・問い合わせ 獺印ステッカープレゼント

カラビナギャフ仕様・概要


・ギャフ本体線直径  9mm
・材質   SUS304
・柄取り付け部ボルト寸法 W1/2 (4分)
・先端部形状   三角錐(研削部長約35ミリ)
・アーム部材厚さ 2mm
・アーム基部部材最大厚 4mm
・アーム先端部〜ギャフ本体湾曲部内面までの距離  約45mm
・SUS製ねじりコイルバネ×2内蔵(別途購入可能)
カラビナギャフ本体価格(税込み) ¥16800





カラビナギャフ
アームを閉じている状態
通常はこの状態です。





アームが開いた状態
魚の下アゴにカラビナギャフを掛けると、
魚の重みやギャフを手前に引く力で
アームが開き、負荷が抜けると内蔵のバネの力で
再びアームが閉鎖します。


カラビナギャフ先端形状

多くの市販品のギャフのように、押し貫く能力しかない
円錐形ではなく、より弱い力でも「サクッ」っと貫通するように
鋭利な三角錐をしております。
これは、ゴムのように分厚く伸びる大型魚(の下アゴの皮)に対して
有効な形状です。

鋭利ですが脆くもある、日本刀の切先ではなく、
野武士がいくさ場で使う、鎧通しの如き鋭利さと頑強さを
求めました。

極めて分厚く、頑強なアーム基部とアームをご覧下さい。
写真の指の太さと見比べていただければお分かりの様に
無駄とも言えるほどの強度と精度を求めました。

アームの軸になるボルトは、6.5ミリの特殊なボルトで、
捻じれやガタつきなどに強いものです。

内蔵のバネに、SUS製の物を2本使っているのは、
片方が折れたり固着しても、もう片方でアームを閉鎖させる為の
工夫です。 もちろん「バネの力が強すぎる」と感じる方は、
バネを一本抜き取っていただいても、支障なく機能します。

*海水での使用後は、水道水で塩分を洗い流し、この部分に
潤滑・防錆びスプレーを噴霧(塗布)して下さい。



柄(ハンドル)に取り付ける為のボルトは、
一般的なメートル(ミリ)規格のものではなく、広く玉網や
ギャフの柄に使われている、旧規格の「4分ねじ」です。
カラビナギャフを取り付ける為のメスねじが、「4分」であるか、
必ずお確かめください。
( 「4分ねじ」=W1/2 )

*柄の部分は付属しておりません。
  別途ご購入ください。


上の二つは、他社様の製品で、線径(ギャフの太さ。直径)が   
6ミリと7ミリの物です。                          
対してカラビナギャフの太さは9ミリ。                 
太さがあるので重く、少々使いこなすのに「慣れ」は必要ですが、
それは大型魚と対峙した時、使い手に圧倒的な安心感を与える 
に十分なもので、単純にデメリットとはなりません。        
ちなみに太軸だからと言って、刺さり具合は一般的な細軸の  
市販品に比べて、劣る物ではありません。              
(むしろ、刺さり具合はかなり上です)                 
 
 

メンテナンスと禁止事項


*釣り以外の目的でのご使用はお止め下さい。

*幼児や子供の手の届かない所へ保管して下さい。
  (カラビナギャフは、使用法を誤ると非常に危険な、大人のアイテムです)

*機能面では可能ですが、ストリンガーフックとしてのご使用はお止め下さい。
  重量があるため、リリース前提の場合、魚を死なせる恐れがあります。
  また、ギャフ先が障害物(根など)に掛かり、回収できなくなる恐れがあります。
  回収は出来ても先端が曲がった場合、魚を取り逃がす恐れがあります。

*ランディングギアとしては十分な強度は保持しておりますが、重量のある魚を
  水面上に持ち上げる(ギャフで吊り下げる)等の行為はお止め下さい。
  ギャフの破損、ご自身の怪我の原因となります。
  ギャフは破損しなくても、柄が折れる恐れ、リリース前提なら魚が死ぬ恐れがあります。

*汽水域や海水でのご使用後は、真水で塩分を洗い流してください。
  乾燥後に防錆、潤滑スプレーなどを、アーム基部やバネ、溶接部位に噴霧して下さい。

  なお、バネは錆びにくいステンレス製ですが、あくまで消耗品であるとお考え下さい。
  2本内蔵してあるのは万が一、片方が破損、固着しても、もう片方でアームを閉じさせる為
  の措置です。

*アームを開けた状態(バネが縮んだ状態)で保管しないで下さい。

*カラビナギャフの特性上、一度アームが閉じると、内臓のボルトが折れるか
 溶接面が破断でもしない限り、掛けた魚は外れません。
 もし、ご自身が水中に引き込まれるような大型魚をギャフに掛け、身の危険を感じた場合等は、
 各位のご判断で「ギャフを手放す」などして下さい。

*誤った使用法による怪我や破損については一切の責任を負いかねます。
  (カラビナギャフには保険も補償もついておりません)




カラビナギャフ開発経緯


初めてアカメを釣ったときの事でした。
アカメなんてボクにはなかなか釣れる魚ではないし、掛かった時はそりゃもう、必死でした!
「落ち着け、落ち着け。」と心の中で唱えながら、精一杯冷静さを保とうとはするものの、手や足は
頼りなく震えるばかり・・・。

やっとの事で足元までは寄せては来たのですが、
「・・・どうやってランディングしようか?」

そうなんです。
ハリに掛ける事ばかりを考えて、魚の取り込みの事など一切考えてなかったのです。

もうその時点で頭はパニック。
太平洋岸のやたらとでっかいテトラポット上で、ボクは「真っ白」になっちゃいました。

「ランディングしてっ!」
同行の釣友に頼んだところ、ボク以上にアカメへの畏怖心が強かった友人は、
アカメにビビッってしまって、ナントそれを拒否するではありませんか!
もはや頼れるのは己と、腰から吊ったハンドギャフのみです。

意を決してビーチサンダルを脱ぎ捨て、牡蠣ガラとフジツボの付いた
テトラを這い降りました。(良い子はサンダルでテトラに上るな!)
当然、足は血まみれですが、興奮のあまり何も痛くありませんでした。

落ち着け・・・
落ち着け・・・
落ち着け・・・今だっ!

ボクの放ったギャフ先は、見事!アカメの下アゴをとらえました。

しかし!

狂ったように暴れるアカメ!(魚類ではなく、ケモノだなと思いました。笑)

もう、すぐそこに輝ける栄光が待っているというのに、
魚が暴れた拍子にナント、ギャフから魚が抜けちゃったではありませんか!!!

そこからは又パニック状態です。

気が付けばラインをたぐりよせ、ロッドはその辺に放っぽり出し、
両手でガッチリとアカメの下あごを掴んでおりました。

        ・
        ・
        ・
        ・
        ・

アカメなどの大型魚を「一人で」取り込む際、皆さんはどうされてますか?

一番多いのは、「ハンドランディング」と「ズリ上げ」「ボガグリップの使用」
じゃないでしょうか?

まずハンドランディングですが、人間の手は器用なので、何かの道具を介しての
取り込みより、一番確実に魚の下あごを捕らえる事が可能です。
しかし、ハンドランディングには、場所によっては不可能な場合もあるし、
何よりキケン極まりありません。
(手にフックが刺さったり、親指を折られた人は数知れず)

次に「ズリ上げ」ですが、魚体にキズはつくものの、サーフや河原なんかのような、
「スロープ状」の足場では、かなり有効な手段の一つです。
魚に抱きつける場所なら、それも有効な一手でしょう。
ただし、魚は腹など、体の一部が地面に触れると、狂ったように暴れる場合が
よくあります。(アカメは以外と大人しい奴が多いかな?)
当然、その際にハリが伸びて、フックアウトする事も数知れず・・。

(岸=水面上に魚をズリ揚げると言う事は、魚が暴れなくても、ハリに「浮力の無い魚の重量」が
 そのままかかるので、細軸フックなんかは一発で曲がっちゃいます)

それに何より、一人でズリ上げられる魚のサイズには、
おのずと限界があります。

最近、もっとも多いと思われるランディング方法が「ボガグリップ」の使用。
しかし・・・けど・・・アカメを何匹か釣った事のある人ならご存知のとおり
「アカメってガッチリ口を閉じてませんか?」
漫画の「釣りキチ三平」で、小田切さんが三平君にアドバイスしたように、
アカメの下アゴを「コチョコチョ」ってくすぐったら、気が狂ったように暴れられた事もあります。笑
それに大きいアカメは下唇が分厚いので、そもそもボガでは挟めません。
10キロ以下の中、小型魚の取り込みや
「撮影機材」の一つとしては、かなり優秀なアイテムだとは思うのですが・・・。

第一、ハンドランディングにしろ、ボガグリップの使用にしろ、
長さが短い分、竿を持った手を大きく後ろに引いて、
魚を足元まで(手の届く距離まで。又はリーダーが掴める距離まで)寄せる作業が必要です。
その際に、ロッドとラインの角度が”鋭角”になりすぎて、
刹那、魚が暴れちゃうと、どんな剛毅なロッドも、竿先が折れちゃいます。


そこでギャフやネットの登場となるわけですが、
それにもモチロン欠点があります。
ランディングネットは、当然ネットより大きい魚はすくえませんし、
ギャフにも「抜ける」と言う欠点があります。


そこで「カラビナ・ギャフ」をご提案させていただきます。

このギャフは、魚の下アゴにギャフを掛け、アームが完全に閉じてしまえば、
どんなに魚が暴れても二度と外れる事はありません。

(魚を水面上に吊り上げるなどの無理な使用法で、ギャフが曲がれば当然外れちゃいます。
 アームがロックされているのを確認したら、なるべく魚を引き上げる前にストリンガーフック
 などに掛け替えて下さい。)

ちなみにギャフは、「魚の魚体に”打ち込む”もの」=魚を死なせる。
と勘違いされてる方も多いようで、その点がリリース派の方々からも
敬遠されている理由だと思いますが、それは誤解です。

ギャフは「魚の下アゴに”掛ける”もの」です。
(漁師さんなどが使っているギャフは、魚体に打ち込むタイプですが、これらの多くは「手鈎」と
 言われるタイプが大半で、ギャフとは形状が異なります)

なお、ギャフは慣れないと使いこなし難いものですが、慣れてしまうと頼りになる
”釣り師の相棒”です。



****************************************
この一文は、「何が何でも、ランディング時にはギャフをオススメする」という物ではありません。
対象魚の大小や、タックル、個々の釣り師の技量や考え方、場所やシュチュエーションなどに
よってケースバイケースです。
その時、その場で「最適」と思われる物をご使用下さい。



カラビナギャフ追記
(実用新案・特許に関して)
2009年4月23日

かねてからの釣友より、
「カラビナギャフは特許や実用新案をとらないのか?早く取得すべきだ。」
との提案をいただきました。
発案当初、私もそのようにする予定ではあったのですが、現在では考えが変わりました。

「カラビナギャフは、模造品(類似品、コピー品)を作っていただいてけっこうです。」

カラビナギャフは値段も通常の中小物用ギャフと比べると、かなり高価なものですし、
「欲しい」「必要だ」と思う方でも、やはり購入を躊躇する方が多いかと思います。
(竿なら16800円は安く感じる方が大半でしょうが、ルアーフィッシャーマンとは
 ロッド、リール、ルアー以外にお金をケチるものです。私もそうです。)

「オレの釣りには必要だ!」「ワシの狙うとる魚にはコレが要る!」
・・・ただ、お金が無い・・・。
そう言う志の高い釣り師には、是非ともカラビナギャフの模倣品を自作して、
夢を叶える一助となって欲しいです。

(もちろん、ボクとしては「獺印謹製」を購入していただけると、一番嬉しいですけどね!)


他社のメーカーさんも、カラビナギャフを模倣していただいて構いません。
ただし、メーカーさんが「オッタークラフトのカラビナギャフ」を真似る場合、
「”獺印謹製”より、クオリティーが高い物」「カラビナギャフより安く作ること」
それが条件です。
(単純に形だけをパクった、粗悪なものダケは作らないでもらいたい。
 MADE IN JAPANの誇りを持ってのぞんでください)

なお、模倣される場合は、私まで一言連絡をいただきたいと思います。
細かい事は言いませんけど、
日本人として最低限の礼儀は守ってくださいね。
よろしくお願いします。


プレゼント



なお、カラビナギャフをお買い上げの方には、もれなく「オッタークラフトオリジナルステッカー」
(非売品)をプレゼント!







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